森に眠る魚
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: 単行本
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『名前をなくした女神』にとっても似ているらしい
と聞いて図書館で借りて読んだんだけど、
苦しすぎて気分が悪くなりそうだった…。
最後の最後まで救いが無くてみんながみんな行き詰まって絡まりあって…。
結局、子供の為とか言って自分の為にお受験とかしてるんじゃん!
ドラマでは取材をたくさんしたらしいんだけど
現実の方がもっとすごいんだって。
グータンで杏ちゃんが言ってた。
どんだけ皆自分の事しか考えられなくなっちゃうのさ。
そりゃそうじゃない人もたくさんいるだろうし
環境が変われば、もし私も小学校お受験が当然、みたいな
地区に住んでいればもちろんそんなこと考えて悩んでとかあったんだろうけどさ…。
良かった、周りが当然のように公立小学校に進む地域で子育て出来て。
のびのびと育ってくれればとか言うと、
子供の事を考えてない!ほったらかし、とかドラマでは言われていたけど(笑)
同い年の子供がいるからって無条件で親しくなるなんてこと出来ない。
私は不器用なので特定のママ友もいないし、別にそれでいいと思ってる。
珍しく気が合って親しくなった人もいたけど、
何故か遠くへ転勤になったりして縁が無いんだよね。
でも同世代の子供を育てている親どおし、共感できる点もたくさんあるだろうし
居たらいいなあとは思うけど、無理して作るもんでもないだろう。
気が合えば、自然に親しくなるのが友達だと思う。
それこそ、○○くんママとか呼ばれるの嫌だ。
大人対大人として付き合いたい。
でも、なかなか出来ないよな〜。