きいろいゾウ

きいろいゾウ

きいろいゾウ

作品の紹介
夫の名は武辜歩、妻の名は妻利愛子。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う都会の若夫婦が、田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりと進んでいくが、ある冬の日、ムコはツマを残して東京へと向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった―。




図書館で何気なく手に取った本でした。
最近雑誌で著者の方の写真を見ることがあって
なんだか素敵な感じだなって思ったのがきっかけだった。


読んでみるととても優しい感じがして、
私の好きな雰囲気が漂う文章ですいすい読めた。
なんだか夫婦っていいなって思わせられた。
ムコさんとツマさんの夫婦、
いずれはアレチさんとセイカさん夫婦の様になりたいな。
でも私は小学生の大地くんが好きでした。
こんな大人びた小学生ステキ。いないか。


続いて西加奈子さんの本を読みたいなって思っていたら
図書館で300人ほど予約待ちしていた村上春樹の『1Q84』が
順番回ってきているらしい!
早くこっちを読み終わらなくちゃね。